2種類の方法がある機械式のブランド時計

2種類の方法がある機械式のブランド時計

腕時計は動力の違いから大きく機械式とクオーツ式の2種類がありますが、巻き上げたゼンマイが戻る力を利用した機械式には更に手巻き式と自動巻き式の2種類があります。
ブランド時計の購入を検討している方の中には、どちらにしようか迷っている方も多いかと思いますが、手巻き式と自動巻き式にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
手巻き式は、腕時計の側面にあるリューズを手動で巻くタイプです。
毎日手でリューズを巻かなければいけないため手間はかかりますが、手間がかかる分、愛着が湧くという魅力があります。
加えて、ブランド時計を長く使っていくためにはオーバーホールなどの定期的なメンテナンスが欠かせませんが、手巻き式は自動巻き式と比べて構造がシンプルなのでメンテナンスコストを抑えることが可能です。
自動巻き式は、内蔵されたローターという部品が着用した人の動きによって回転することでゼンマイを巻き上げるタイプです。
手動で巻く必要がなく、毎日身に付けていれば基本的に止まってしまうことがありません。
また、ブランド時計メーカーの多くは自動巻き式を主流としているため、選択肢が豊富という魅力もあります。
一方で、パーツ数が多いので時計自体が大きく・厚くなりやすく、メンテナンスコストが高くなる可能性があるというデメリットがあります。

ブランド時計を購入する際に確認すべきクォーツ式と機械式の違い

ブランド時計といっても3万円程度から購入できる腕時計があれば、30万や50万、100万円以上で販売されているハイブランド品などもあります。
非常に幅が広い価格帯になることから、購入の際には欲しいブランド時計の中でも販売価格を確認して予算内で購入することは簡単に時計探しを行える行動になります。
腕時計の場合はムーブメントに近いがあり、主に機械式とクォーツ式に分けることができ、機械式は職人技とも言える精密なパーツの組み合わせでゼンマイの方式で動かす仕組みです。
一方でクォーツ式では電池と電子回路の組み合わせで時計を動かす方法になり、機械式とは異なり定期的な分解掃除を不要にしています。
ところがクォーツの場合は壊れてしまうと電子回路の交換が必要になり、年数の経過によって交換ができなくなるデメリットがあります。
通常はハイブランドの多くが機械式を採用しており、メンテナンスや修理を重ねることで高寿命を実現させられます。
選び方は自由になりますがブランド時計の場合は、デザイン力も評価されるものなので、見た目で選ぶ方法も決して間違いではありません。